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  • 豊臣のシンボル

お城


『お城』が大好きな人って、たくさんいますよね?私も、結構好きな方です。昔、大型バイクに乗っていたんですが、ツーリングに出掛ける行き先を『お城』にすることもありました(あと、ダムとか灯台とかが多かったかな)。多くの場合その土地の観光名所になってますから、出掛ける先の目的地にしやすいんですよね。

有名なお城には、人がいっぱい!天守の狭くて急な階段なんかは、長い行列ができてなかなか前には進めなかったりと…(足腰の不安なお年寄りの来訪者が多いので、しかたないですね)。今回は、そんな『お城』を取り扱ってみたいと思います(勝手に、ランク付けします!)。

私は、山城とか天守が無い城跡とかにも思い立って行きますね。都合で到着時間が16時(計画性なく行動するので…)とかだったりすると、観光客もほとんど居ないので怪しげな雰囲気で正直怖いです(それでも、せっかくの機会なので強行しますが…)。そんな所にも同じような趣味なんでしょうか?たまに居るんですよ、人が…。すれ違うのも(心の中で)身構えますね、突然襲われたりしないかとちょっとビビります(たぶんお互い様かな?)。山城入口付近だと「え?今から登り始めるの?」的な空気を相手から感じたり…。

そんな私の『お気に入り』『行ってみたい』城を上位3クラスに分けてお伝えします。外観や建物だけでなく、その城の辿った運命なども考慮して決めてますので、ぜひご覧になってください。

Sランク


■姫路城
お城
デカいし綺麗だし国宝だし、誰もが認めるお城の象徴なのでは?ただ、歴史上では、あまり出てこないです。私が知ってるのは、秀吉の『中国大返し』で蓄えていた金銀兵糧を大盤振る舞いして配った時くらいかな?第二次世界大戦の空襲では、大天守に不発弾が落ちたそうです(燃えなくて良かった!)。一度行ってみると、その素敵さが実感できますよ。おすすめナンバーワン!

■大坂城
お城
『大坂の陣』で豊臣家が滅亡したお城です。『夏の陣』落城での焼失後、徳川家康がその上に新たな天守を再建しますが、それも40年弱で落雷焼失。今のは、昭和に入ってから鉄筋コンクリートで作られたものです。外観は豊臣と徳川の二つが交りあう統一されていないものなのですが、当時の天守でなくてもそこに大坂城が建っていることが大事なのだと私は思いますね。実際に見て圧倒されるのは、広々としたお堀!あれだけ向こう岸が遠いと侵入は難しいです。そりゃ『冬の陣』後、埋立ての条件を出すわけですよ。それと、あと『巨石』。あまりに大きくて、石垣じゃなくて別物です!

■熊本城
お城
「おいどんは官軍に負けたとじゃなか。清正公に負けたとでごわす」と西郷隆盛に言わしめた堅固なお城です。『西南戦争』の明治時代でも落とせない戦国時代の城って凄くないですか?西郷軍はここの石垣の特徴である『武者返し』を越えることができず、城の攻略に失敗します。『加藤清正』って、築城の名人でしたからね。実は、私、まだこの熊本城を訪ねたことがないんですよ(九州って遠いですし…)。ずっと、見たいお城の第一候補のままです。

大坂姫路熊本

この『Sランク』の中では、姫路城が別格かな?とは思いますね。お城って木造なので、どうしても燃えてなくなってしまうものみたいです。昔のまま残っている大きな天守というのは、ほぼ無いですから…。今建っているのは『外観復元天守』や『復興天守』の鉄筋コンクリート製がほとんど。ただ、私自身建築家ではないので、歴史的な場所にお城があれば、それでよかったりします(『模擬天守』と言われるそこにあったかどうか不明な建物でも、まぁいいんじゃないかと…)。

Aランク


■松本城
お城
黒いお城でした!夏の暑い時の自転車旅行で、立ち寄った覚えがありますね。北アルプスを背にして水上に浮かぶ『松本城』の雄姿を、今でも鮮明に思い出せます。ここの天守は当時の姿が残された国宝。その国宝のお城は5つあるんですが、姫路城の次に好きかな。前回はゆっくり見学できなかったので、また再訪問してみたいです。

■名古屋城
お城
名古屋で働いていたこともあるので、わりと身近な城ですね。地元の人々の心の拠り所となってました。その名古屋城のシンボルが『金のしゃちほこ』と緑青色の屋根。風格というよりは、麗らかさがある城のように感じます。「太平洋戦争で燃えなければ、一番価値のある城になれたのかも…」と思うと、残念でなりません。

■鶴ヶ城
お城
おなじみ会津藩の拠点です。幕末の『戊辰戦争』において、新政府軍の目の敵として叩きのめされたのが、この『鶴ヶ城』(会津若松城とも言う)。有名な白虎隊も、この城が落ちたと思い込んで自決しています。およそ1ヶ月の籠城戦を耐えた末に、降伏。数年間、損傷し痛々しい姿のまま放置された後、取り壊されました(現在は、外観復元天守)。

■小田原城
お城
こちらは北条家の居城ですね。天下統一へと邁進する秀吉がとてつもない数の兵で取り囲んだ『小田原征伐』の舞台です。守るだけなら、どの城よりも秀でている『小田原城』。実際に、北条軍も籠城することになります。…が、秀吉は、その優位性を上回る財力と兵力で、戦わずして屈服させてしまうのでした。城をめぐる攻防戦って、いろいろな要因の駆け引きがあって興味深いですよ。

名古屋松本鶴ヶ城小田原

いくつかの城は、このサイトの戦いの記事の中で登場しますので、参考にしてみてください。城の建物そのものだけでなく、その背景とか歴史を知っておくと、より一層名城を堪能できて楽しめます。

Bランク


彦根城国宝の現存天守の一つです。私の父が井伊家出身の村の人なので、我が殿のお城に間違いありません!家紋もほとんど一緒ですし…。
犬山城若い頃、この城のそばに居ました。彼女とのデートに使った記憶がありますし、その後、結婚して子どもとも行きましたね。ここも現存天守で国宝です。
江戸城今の皇居ですね。江戸城の天守は驚異的な規模だったようですが、早々に大火で焼失してからは、町の復興を優先して再建はしなかったようです。
安土城織田信長の最後の居城。『本能寺の変』の直後に焼け落ちて今では石段・石垣くらいしか残ってません。天守の始まりがこの安土城で、とにかく威容を誇った城だったみたいですね。ここで培われた築城技術が、この後のすべての城のもとになっているそうです。
あとは、実家近くの城(岡崎城・浜松城)や、以前住んでいた地域(岐阜城・清州城・小牧城)、景観がいい天空の城(竹田城・郡上八幡城)、歴史上の人物に関係する城(上田城・高知城)なんかも、この次にランキングされる城ですかね。それに、本当は山城も加えていきたいところ…。

大きさ


高さを基準に、天守の大きさを比較してみます。すでに存在しない城も含めて比べ、30m以上のものを表にしました。
順位高さ損失原因現在
1位江戸城44.8m江戸時代の大火で焼失なし
2位徳川大坂城44m江戸時代の落雷で焼失復興天守
3位名古屋城36.1m太平洋戦争の空襲で焼失外観復元天守
4位駿府城33.5m江戸時代の大火で焼失なし
5位安土城32.5m本能寺の変の後、焼失なし
6位姫路城31.5m現存現存天守
7位豊臣大坂城30m大坂夏の陣で焼失復興天守
7位名護屋城30m秀吉の死後、廃城なし
7位福山城30m太平洋戦争の空襲で焼失復興天守
こうみると、やっぱり徳川の城が上位を占めますね。山城と館(武田信玄の頃は躑躅ヶ崎館です)を併用していた時代から、信長が『石垣の上の天守』という形を打ち出して、秀吉がその様式を普及させ、家康が完成形にした、という感じでしょうか。最終形態の『江戸城』。当時の人は、それをどんな気持ちで見上げたんですかね?その頃に戻って、私も見てみたいなぁ。

見学

あと、三大築城名手と呼ばれる『藤堂高虎』『加藤清正』『黒田官兵衛』がどんな城を作ったのか、どんな特徴があるのか、など調べてみるのも面白いです。石垣に『清正の反り』vs『高虎の高さ』みたいな着眼点を見つけたりすると、城に対する視野が更に広がりますよ。
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